RIDE DE VICTOIRE

機材、トレーニング、コースなどを詳細に紹介していきます。

ロードバイク(フレーム)の乗り換えに関しての一考

私が自転車の仲間たちと作っているチームがあります。
最近リーダーがどんどんメンバーを増やしていて、非常に賑やかになってきました。
なにが賑やかって気がつくとLINEのトーク数がとんでもないことになっています。
こうやって色々と活気が出てきましたが、いろんなメンバーがいて端から見ていると非常に興味深いです。

そんな中自転車をやたらと乗り換えたがるメンバーがいます。
当然ロードバイクに乗っていればフレーム、パーツなどに興味が出てくるのは当然のことなのですが、私はそれを聞いていてやや違和感を感じます。
毎日ガンガン乗っているわけでもないし、レースで結果を狙っているわけでもないし、すでに結構高価な2台のロードバイクを所有しているのにその1台を代替したいというのです。

私はロードバイクに乗り始めて10年目に突入しましたが、もう新しいフレームに興味がなくなってしまいました。

カーボンが全盛となってかなりの時間が経過していますが、空気抵抗の低減を目指したり、やたらと剛性を上げたりしていてはっきり言って造形として美しくないです。

個人的にはロードバイクの所有は2台が最適ではないかと考えています。
1台が故障などで一時的になくなってしまってもロードバイクに乗れますし、違うフレームであれば乗り換えるたびに新鮮な発見があります。
メンテナンスの手間やホイールの交換などを考えると同一メーカーのコンポーネントで揃える方がいいでしょう。

矛盾していますが私は3台のロードバイクを所有しています。

初めて購入したロードバイクは入門用のロードバイクビアンキのチェレステカラーが綺麗でお店の方にサイズが少し小さいからお勧めはしないと言われたにも関わらず欲が抑えきれず購入しました。

元々自分の適正サイズなどわかっていなかったので楽しく乗っていましたが、いろんな方と交流を持つようになってからどうしても新しく世間的にもいいとされているフレームが欲しくなり、1年半程でLOOK 586を購入しました。

フラッグシップではなかったですが、かなり所有欲が満たされ、そしてビアンキとの性能差に驚いたものです。
今となってはこの時感じた性能差は単に軽いというもので、LOOK 586になったからといって劇的に速くなるわけではありませんでした。

最近は一緒に走っていないですが当時一緒に走っていた方はビアンキよりも安価なロードバイクでしたが勝負して勝った記憶は数えるほどしかありません。

そんな経験を経て、今は速くなるためにあまりにも高価なフレーム必要ないと考えています。
ただしロードバイクに乗ることは仕事ではなく趣味なので所有欲を満たすために高価なフレームを購入するということに関してかなり同意するところもあります。

本当に自分が長く愛せるロードバイクを2台所有することがロードバイクを長く楽しむために最適ではないかと考えています。

先程も書きましたが私は3台のロードバイクを所有しています。
初めて購入したビアンキロードバイクに乗り始めてから1年半で購入したLOOK 586、そして2年ほど前に友人から10年以上前に発売されたTIME VXRSを購入しました。

いまでは最後に購入したにも関わらず一番古いTIME VXRSが私のメインバイクとなっています。
好きな理由をあげると枚挙に遑がないのですが、大きな理由はたった二つです。

「頑丈で細身のフレーム」

言い換えると長く乗れて、見た目が美しいということですね。

所有欲をかなり満たしてくれますし、質がいいフレームのようで最新のフレームに乗らせてもらってもまったく心がうごきません。

これはLOOK 586にも通じるところが多いです。

この2台があれば当分フレームが欲しくてたまらなくなることはなさそうです。
それくらい愛してやまないです。

最近はロードバイクを乗り換えて速くなれるなんて幻想は持たなくなっているので、地道に計画的なローラー台と実走を繰り返しています。

強い方のSTRAVAをフォローさせていただき、見ることで圧倒的な力の差にゲンナリするときもありますが、いい刺激として受け止めることにしています。

そしてサラリーマンが強くなるためには計画的なトレーニングとそれをやりきる精神力が必要なのではないかという結論に達しています。
また、強くなるためにパワートレーニングを取り入れようと考えています。
いまはミノウラの固定ローラー台とミノウラのアプリ「LiveTraining」で仮想のワットトレーニングしていますが、本当に信頼性があるワット管理だとは考えていないので現在Power2max type-sをお店に発注しています。が、発注から3カ月経ったにも関わらず未だ到着しません。

なぜPower2max type-sなのかというと私のメインで乗っている2台のロードバイクコンポーネントがカンパニョーロだからです。
カンパニョーロに関してはまた後日書きたいと思っています。

おそらく近々我が家に来るであろうPower2max type-sはTIME VXRSに装着します。それほどいいフレームのなのです。

最新の高価なフレームが必ずしも私達の心を動かしてくれるものではないかもしれません。安価でも長年乗り続けることでやっとそのフレームの特徴や良さ、悪さがわかってくるものだと考えています。

ちなみに初めて購入したビアンキは現在固定ローラー台で大活躍してくれています。
Power2max type-sが来たらその役目を終える予定ですが、その際は知り合いに譲るか、そのまま所有しようと考えています。

最初に書いたメンバーには言いませんが「これ以上このフレームに関してはわからないところがない!」 という感覚になるまで乗り倒してから新しいフレームを考えるのもまた一興かなと考えております。


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look586さん(@look586)が投稿した写真 -